日本向けの輸出、15.6%増 2017年7月から2018年6月の12ヶ月間で、金額ベースで+5.6%、数量ベースで+7.0%を記録いたしました。

ドイツワインの輸出好調

12/25/2018

日本向けの輸出、15.6%増

2017年7月から2018年6月の12ヶ月間で、ドイツワインの輸出は全体として金額ベースで+5.6%、数量ベースで+7.0%(いずれも2016年6月~2017年6月との比較)を記録いたしました。日本市場への輸出も成長を続けており、金額ベースで+15.6%、数量ベースで+3.8%(2016年6月~2017年6月との比較)の伸びを見せています。特に2018年6月の増加率は目覚しく、金額ベースで+46.2%、数量ベースでは+39.9%という好結果を収めました。

2018年の日本へのワイン輸出全体が落ち込む中(2018年1月~6月で-1.7%)で、ドイツワインは一歩抜きん出た好調なパフォーマンスを見せました。

特に注目すべきは、ドイツワイン輸出全体の傾向として数量の増加率が高いのに対し、日本は金額の成長率が大きいという点です。日本においてドイツワインの品質の高さが周知され、市場ニーズも高品質のドイツワインに向かってきていることが見て取れます。

2018年の収穫では高品質のぶどうが得られており、また収穫量も高いレベル(ドイツ全体で約1070hl、過去10年の平均より23%増)であることから、「輸出は今後も継続して好調に推移するでしょう」と、ドイツワイン・インスティチュート(DWI)代表のモニカ・ロイレは述べています。

好調の立役者

好調な輸出の背景には、高品質のワイン造りにフォーカスし取り組んできたドイツワインの生産者たちの努力と、また野心あふれる若手世代の活躍があります。更に、DWIのモニカ・ロイレは、「ドイツ国外においてドイツワインはリースリングやシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)といった、そのぶどう品種とともに認知がひろがっており、ドイツの典型的なぶどう品種をアイコンに仕立てたプロモーション戦略が功を奏してきたと言えます」と付け加えています。

特に日本においては、2016年の日本事務所の開設以来取り組んできたリポジショニングの戦略が最初の実を結び、「甘口のドイツワイン」というイメージから「モダンでスタイリッシュなスタイル」へと認識がシフトし、高品質なドイツワインに需要が移ってきています。DWIで日本市場を担当するウルリケ・レーンハールト(Ulrike Lenhardt)は、「リースリングとピノ品種各種の辛口ワインをメインにプロモーションすることで、どんな食事とも楽しめる汎用性の高い側面をアピールしてきました。ドイツワインはスレンダーでフレッシュなスタイルながらしっかりとした酸によって日本料理やアジア系料理との相性も高く、またアルコール度数や味わいもライトなタイプが多いので、食事なしでも愉しめます」とコメントしています。

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