ワールドカップ2022の開催を記念して、SNS(Instagram @winesofgermanyjp)上でプレゼントキャンペーンを4回にわたり実施します!ゼクト(SEKT)ワインととともに、ワールドカップ2022を盛り上げよう!
プレゼントキャンぺーン応募期間は11月2日から12月7日まで。
ゼクト(SEKT)について、詳しくは下記URLを見てくださいね
https://www.germanwines.de/knowledge/wine-more/sparkling-sekt/
大晦日、パーティーやブランチ、F1や競馬などの人々の歓喜の瞬間には、ワイン造りの至宝である発泡酒はなくてはならない存在です。ドイツの美食家たちは、ゼクトの消費においては世界チャンピオンとも言えます。そのため、多くのワインメーカーが、ヴィンツァーゼクト(高品質な小規模生産のゼクト)を自社の商品リストに加えるようになりました。ヴィンツァーゼクトは現在、ぶどうのマスト(果汁)の総生産量のおよそ1%を占めています。ドイツ連邦統計局によると、ドイツでは年間およそ4億本のスパークリングワインが、大晦日などの機会に消費されているとのことです。
ドイツにおいてゼクトには長い伝統があり、19世紀初頭には最初のスパークリングワインの醸造所が設立されていました。自らの説によると、シュトゥットガルト近郊の小さな町エスリンゲンに1826年に設立されたゼクトケレライ・ケスラーが、ドイツで最も古いスパークリングワイン生産者であるといいます。1902年、皇帝ヴィルヘルム2世は、軍用艦隊の資金調達などのためにスパークリングワイン税(ゼクトシュタイヤー ・Sektsteuer)を導入しました。このゼクトシュタイヤーは現在も導入されており、1本あたり1.02ユーロが課税されています。今日、私たちが知っているようなヴィンツァーゼクトがドイツで初めて登場したのは、1980年代末のことでした。
今日でも多くのワイン醸造所ではゼクトの伝統を守っています。また、ヴィンツァーゼクトの製造には、高い基準が要求されます。例えば、ゼクトのベースとなるワインは、メーカーが所有する畑で収穫されたブドウのみを使用することができ、これによって、ワインメーカーの個性が反映されたゼクトが生まれるのです。ワインメーカーは、ベースワインの構成からスタイルに至るまで、"ゼクト "の特徴の細部に至るまで責任を負います。さらに、全てのヴィンツァーゼクトは、伝統的な瓶内発酵の手法で製造されなければなりません。