ドイツのワイン生産地では、暑かった2018年ヴィンテージを彷彿とさせる晴天が続いたため、異例の早さで今年の主力ワインぶどうの収穫が始まりました。

最新ヴィンテージの明るい展望

09/29/2022

ドイツのワイン生産地では、暑かった2018年ヴィンテージを彷彿とさせる晴天が続いたため、異例の早さで今年の主力ワインぶどうの収穫が始まりました。

ドイツワイン協会(DWI)によると、2022年は極めて素晴らしいヴィンテージになる可能性が高いとのことです。これは、極度の水不足に見舞われたにもかかわらず、ドイツのワイン産地の大部分のぶどう畑は、依然として健全な状態にあるからです。ぶどうの健康状態は良好で、これまでのところ大規模な暴風雨も発生していません。

とりわけ赤ワイン品種は、大いなる太陽の恩みを享受しており、色彩豊かなフルボディーの赤ワインができる期待が高まっています。白ワイン用のぶどうは既に非常に香り高く、適度な酸味を備えています。

晴天続きで実の糖度が急激に高くなり、多くの品種が同時に収穫期を迎えるため、収穫はかなり早く進むと思われます。ぶどうの収穫は、リースリングを最後に9月中旬には終わる見込みです。

干ばつという課題

しかし、地域によってぶどう樹の生育状況が大きく異なるため、干ばつはワイン生産者にとっても大きな課題となっています。古くからある畑は根が深く張っているため、樹勢が強いのですが、若い畑、特に保水性の低い痩せた土壌では、水不足に悩まされます。また、ぶどうの成熟もかなり遅くなります。若い樹には可能な限り潅水を行い、ストレスの多い畑では、ぶどう樹を守るため、あるいは最低限、ぶどう樹を生かすために、実を取り除かなければならないことさえあるのです。

干ばつのもう一つの影響は、実が相対的に小粒であることです。このため、全体的にぶどうの房は良い状態であるものの、収量はやや控えめになると予想されます。今後数週間の適度な降雨は、収穫に好影響を与える可能性がありますが、収穫期に大量の雨が降ることは、もはや望ましくはないのです。

Back